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全ての交通参加者が安心して暮らすことのできる、交通事故の無い社会。それが私たちの目指す未来です。

交通事故のほとんどは、交通参加者によるヒューマンエラー(認知・判断・行動の誤り)に起因します。このヒューマンエラーを減らすためには安全な交通社会人の育成が不可欠です。

「安全な交通社会人」とは、状況に応じた適切な行動をとることができ、また周りの交通参加者に対して良い影響を与えることができる人です。この安全な交通社会人には、年齢層(幼児からお年寄りまで)や参加の形態(歩行、自転車、自動車等)、目的(日常の移動、職業等)、立場(管理監督、指導、研究開発)など、それぞれに応じた意識、知識や技能が求められます。交通安全教育が生涯教育たるゆえんはここにあり、交通社会人としての成熟度に応じた教育が重要だと考えます。 しかし人間の行動特性として、ヒューマンエラーの発生は避けられません。このヒューマンエラーの発生を予防し、あるいは万が一のヒューマンエラーを補う方法を研究開発していくことも必要です。

交通事故は被害者のみならず加害者、そしてその家族までをも不幸に貶めます。一人でも多く「安全な交通社会人」へと成長することが、交通事故の悲劇を未然に防ぎ、安心・快適な交通社会へとつながるのです。 私たちは、自らが安全な交通社会人として成長し、研究開発と安全な交通社会人の育成を通して、事故の無い社会づくりに貢献します。